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2010年09月 アーカイブ

にゃんこのピンチを救え 5

・眼瞼の病気


眼瞼とは、いわゆる「まぶた」のことです。


眼球を覆う皮膚のことです。


内側は球結膜で眼球に接し、外側を瞼結膜と呼びます。


内部にあるマイボーム腺は、脂肪性の粘稠液を分泌し、涙が早く乾燥してしまわないようにする働きがあります。


眼瞼の病気は先天的な異常が多く、眼瞼癒着症、瞼球癒着症、眼瞼欠損症、眼瞼内反症、眼瞼外反症、腱毛乱生などがあります。


後天的な病気としては、眼瞼炎がほとんどですが、腫瘍や麻痺などもたまに見られます。


・麦粒腫、霰粒腫


眼瞼にはマイボーム腺という腺がありますが、この部分を中心にして、まぶたの辺縁が急性化膿性炎症を起こし、白く隆起したものを麦粒腫、マイボーム腺が腫瘤状に硬結したもので、慢性的な状態を霰粒腫
と呼びます。


いずれも、まぶたに「めばちこ」のようなものが出ることが特徴です。


抗生物質投与や外科的処置が必要ですので、獣医師に相談し、素人療法はしないようにしてください。

にゃんこのピンチを救え 6

・眼瞼癒着症


生まれて10日から12日齢ぐらいまでの新生児では上下の眼瞼が閉じているのが正常です。


ただ2週間をすぎても眼瞼が閉じたままであれば異常と考えてよいでしょう。


静かに開けてやればよいのですが、時に眼球と癒着している場合もありますので、無理に開けたりしてはいけません。


一生目を悪くしないためにも、獣医師に診てもらってください。


欠損の大きさで、症状も異なりますが、目つきが鋭く、まぶしそうにし、粘液性の膿が出ます。


眼球の結膜と皮膚が直接くっついていますので、被毛が角膜を傷つけたり、その刺激で細菌の二次感染を生じたりします。


まぶたを閉じることができないので、角膜が乾燥し、最終的には角膜をだめにしてしまいますので、早期の治療が必要です。


【手当】


治療については、特殊な点眼薬を用いるか、外科手術にたよるしか方法はありません。


最近、外科手術の方法において、2、3の新しい方法も考えられ、良好な結果が得られるようになっていますが、まぶたの内部には分泌腺があったりしますので、欠損部分があまり大きいと、むずかしいこともあります。


どの方法をとるのか、手術をするならいつにするのがいいのかなど、獣医さんと充分話し合って、決定してもらってください。

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